专利摘要:

公开号:WO1989006744A1
申请号:PCT/JP1989/000055
申请日:1989-01-20
公开日:1989-07-27
发明作者:Masayuki Matsuda;Toyoharu Nishimura;Yasuji Takagi;Mamoru Tanaka;Naoki Norimatsu
申请人:Nichirin Rubber Industrial Co., Ltd.;Nhk Spring Co., Ltd.;Nissan Motor Co., Ltd.;
IPC主号:F28F1-00
专利说明:
[0001] 明 細 オ イ ル ク ー ラ 一お よ びそ の製法 技術分野 本発明 はオ イ ル ク ー ラ 一お よ びそ の製法 に 関す る 。 さ ら に詳 し く は、 自 動車用 と く にパ ワ ー ス テ ア リ ン グュニ ッ ト の油圧 回路 に 好適 な オ イ ル ク ー ラ 一 お よ びそ の製法 に 関す る 。 背景技術 近年、 パ ワ ー ス テ ア リ ン グの操作感覚をで き る だ け 自 然 に し 、 かつ高速時の安定性 と 低速時の軽操舵性を Ρί立 さ せ る た め、 油圧回路 に流れ る 圧油 を ま す ま す細か く 制 御す る よ う に な っ て い る 。 そ の た め油圧 回路が複雑 と な り 、 油温が高 く な る 傾向がみ ら れ る 。 た と え ば 、 従来 は 最高約 1 0 0 °C で あ っ たが、 最近 は 1 2 0〜 1 8 0 'C位 に な り 今後 さ ら に高 く な る も の と 予想 さ れて い る 0
[0002] —方、 ノヽ。 ワ ー ス テ ア リ ン グュ二 'ソ 卜 ¾ 塔載すべ き ェ ン ジ ン ルーム は、 走行性能の高性能化 に伴な い 夕 — ポチ ャ — ジ ャ ー な どを置 い た り 、 ま た空力特性の 向上ゃ ス タ イ ル重視設計の た め低ボ ン ネ ッ ト 化 し 、 内部 ス ぺ - ス がだ ん だん小 さ く な つ て き て い る 。
[0003] と こ ろ で、 従来の 自 動車用パ ワ ー ス テ ア リ ン グュニ ッ 卜 のオ イ ノレ ク ー ラ 一 と し て は、 第 1 3図お よ び第 1 4図 に示 さ れた も の 力 あ る 。 前者の オ イ ル ク ー ラ 一は、 長さ が 1 〜 2 m程度、 外径 が l O m m程度の鋼製パ イ プ (5 1 )を適当 な形状 に 曲 げた も の で、 パ ワ ー ス テ ア リ ン グュニ ッ 卜 の油圧回路を構成す る ゴム ホース (5 2 )の途中 に接続 さ れて い る 。
[0004] 後者のオ イ ル ク ー ラ 一は、 前記の ご と き ノ、。 イ ブ ( 5 1 )の 適所に多数の放熱用 フ ィ ン ( 5 3 )を取 り つ け た も の で あ る と こ ろ が、 従来のオ イ ル ク ー ラ ーは既述の ご と く 約 1 〜 2 m の長 さ 力《あ り 、 一般に長い ので、 配置 ペース を 大 き く と る 。 捋来予想さ れる 高温化に対処す る に は、 さ ら にパ イ プ ( 5 1 )の長 さ を長 く し て放熱面積をかせがな く て は な ら な い が、 そ う す る と 、 た だで さ え狭い ェ ン ジ ン ルー ム への収納が不可能に な り かね な い。
[0005] さ ら に従来のオ イ ル ク ー ラ 一で は、 圧油の流量が多 い ばあ い、 流路抵抗が増大 し て配管各部位の圧力が高 く な り 、 パ イ プ と ゴム ホ ース と の接続部分で漏洩を生ず る こ と があ る 。 ま たノ ィ プ全体が 自動車の振動で励振 さ れ る と 異音が よ く 発生す る 。 こ れ ら の 問題 も パ イ プが長い こ と に起因 し て い る 。
[0006] 本発明 の オ イ ル ク ーラ 一 と その製法 は、 かか る 事情に 鑑み提供 さ れた も ので、 非常に コ ンパ ク ト で あ り 、 冷却 能力が高 く 、 異音の発生や漏洩な どの 問題が解消 さ れた オ イ ル ク ー ラ 一を提供す る こ と を 目 的 と す る 。 ま た容易 に低 コ ス ト で前記オ イ ル ク ー ラ 一を製造 し う る製法を提 供す る こ と を 目 的 と す る 。 発明 の開示 本発明 のオ イ ル ク ーラ 一は、 複数本の チ ュ ーブを並列 に 配置 し た チ ュ ー ブ束、 チ ュ ー ブ束の両端 に そ れぞれ取 り つ け ら れた容積室、 各容積室 に取 り つ け ら れた ホ ー ス 接続金具、 ロ緣部が軸方向 に突出 し た揷入孔が複数個穿 孔 さ れて お り 、 各揷通孔 に前記チ'ユ ー ブを揷通 し て チ ュ — ブ束に 固定 さ れた複数枚の冷却 フ ィ ン カ、 ら な る こ と を 特徴 と す る 。 な お本発明 に お い て 、 チ ュ ー ブの本数や長 さ は要求 さ れ る 冷却能力 ゃ配設ス ペ ー ス な ど に よ り 任意 に増減 し う る 。
[0007] 本発明 の製法 は 、 チ ュ ー ブ束の両端 に取 り つ け ら れた 容積室 と 各容積室 に取 り つ け ら れた ホ ー ス 接続金具 と チ ュ 一 ブ束 に 固定 さ れた多数の冷却 フ ィ ン と か ら な る オ イ ル ク ー ラ ー の製法で あ っ て、 以下の
[0008] ( A ) 冷却 フ ィ ン と な る べ き 板材 に 、 複数本の チ ュ ー ブを 揷通す る た め の 、 ロ緣部が軸方向 に突出 し た揷通孔を複 数個形成 し 、 さ ら に前記揷通孔の それぞれの近傍 に 、 線 状 ろ う 材を通すた め の細孔を穿孔 し て冷却 フ ィ ン を作製 す る 工程、
[0009] ( B ) 並列 に配列 さ れた複数本の チ ュ ー ブに多数の冷却 フ イ ン の各揷通孔を そ れぞれ揷通 し 、 さ ら に各冷却 フ ィ ン の細孔 に線状 ろ う 材を揷入す る 工程、
[0010] ( C ) 前記 ろ う 材を溶融 し て、 冷却 フ ィ ン の ロ 縁部 と チ ュ 一ブ と を接合す る 工程
[0011] の各工程を含む こ と を特徴 と す る 。
[0012] 本発明 の オ イ ル ク ー ラ 一 は、 複数本の チ ュ ー ブを並列 に配設す る 構成で あ る の で、 長 さ を短か く コ ンパ ク ト に す る こ と 力 で き る 。 し た力 つ て、 狭 い ェ ン ジ ノレ 一 ム 内で も 容易 に取 り つ け る こ と がで き る 。 ま た複数本の チ ュ ー ブ と そ れ ら の チ ュ ー ブに 固定 さ れた冷却 フ ィ ン に よ り 充 分な放熱面積を稼 ぐ こ と がで き る ので冷却能力 も 高い。 さ ら に複数本の チ ュ ー ブに よ っ て流路断面積を大 き く し かつ 流路を短か く し て い る の 、 流路抵抗が小 さ く 配管 内圧力 の上昇が抑制 さ れ、 接続部分か ら の漏洩 も 発生 し に く い。 ま た複数本の チ ュ ー ブが支柱 と し て働 ら き 、 し 力、 も 冷却 フ ィ ン の揷入口 の ロ 緣部がチ ュ ー ブの ね じ れを 防止す る よ う に働 ら く ので、 全体の強度 と く にね じ り 剛 性が高 く 、 そ の た め励振 さ れに く く 異音の発生が抑え ら れ る 。
[0013] 本発明 の製法で は、 冷却フ ィ ン は複数の揷入孔が穿孔 さ れた だ けの 1 枚物の板であ る ので、 チ ュ ー ブの 1 本 1 本に個別 に フ ィ ン を取 り つ け る の に比べ る と取付作業が は る か に簡単で あ る 。 し 力、 も 冷却 フ ィ ン が 1 枚物の板で あ る か ら 材料取 り の歩溜 り が高い。 し たが っ て、 低コ ス 卜 で本発明 のオ イ ノレ ク — ラ 一を製造す る こ と がで き る 。 図面の簡単な説明 第 1 図 は本発明 の実施例 1 にかかわ る オ イ ル ク ー ラ 一 の一部破断斜視図、 第 2 図 は本発明の実施例 2 にかかわ る オ イ ル ク ーラ ーの一部破断斜視図、 第 3 図 は圧力損失 測定試験装置の説明 図、 第 4 図お よ び第 5 図 は比較例 の オ イ ル ク ーラ ーの正面図お よ び側面図、 第 6 図 は圧力損 失測定試験の結果を示す グラ フ 、 第 7 図 は冷却能力試験 に用 い る 試験槽の説明図、 第 8 図 お よ び第 9 図 は冷却能 力試験装置を示す正面図 お よ び側面図、 第 1 0図 は冷却能 力試験に お け る 実施例 1 のオ イ ル ク ー ラ 一の取付状態を 示す説明 図、 第 1 1図 は冷却能力試験の結果を示す グ ラ フ 第 1 2図 は本発明 の製法を示す工程図、 第 1 3図 お よ び第 1 4 図 は そ れぞれ従来の オ イ ル ク ー ラ ー の斜視図で あ る 。 発明 を実施す る た め の最良の形態 つ ぎに本発明 のオ イ テ ル ク ー ラ 一 と 製法 の そ れぞれの 実施例を図面に基づ き 説明す る 。
[0014] ま ず本発明 のオ イ ル ク ー ラ ーを第 1 〜 1 1図 に基づ き 説 明す る 。 第 1 図 に は実施例 1 の オ イ ル ク ー ラ ー ( A ) が、 第 2 図 に は実施例 2 の オ イ ル ク ー ラ 一 (B ) が そ れぞれ示 さ れて い る 。 実施例 1 は 3 本の チ ュ ー ブ(1)で チ ユ ー ブ束 (10)が構成 さ れ、 実施例 2 は 5 本の チ ュ ー ブ(1)で チ ュ ー ブ 束が構成 さ れて い る 。 実施例 2 は チ ュ ー ブ(1)の本数が多 い分、 冷却能力が高い が、 そ の余の構成 は実施例 1 と 共 通 し て い る の で、 以下実施例 1 を代表 さ せ て説明す る 。
[0015] 前記チ ュ ー ブ(1)は、 鋦製の外径が 7 . 8 5 mm 、 内径が 6 mm、 有効長が 1 2 0 mmのパ イ プで あ る 。 な お要求 さ れ る 冷 却能力 と 設置 ス ペー ス と の関係か ら 、 直径や長 さ を增減 す る こ と は任意で あ る 。
[0016] (2)は容積室で あ り 、 チ ュ ー ブ束 の両端 に 固着 さ れて い る 。 容積室(2)は有底筒状の本体(3) と 円板状の蓋 (4) と か ら 構成 さ れて お り 、 前記チ ュ ー ブ(1)の端部 は蓋 (4)に穿孔 さ れた孔(5)に挿入 さ れ、 固定 さ れて い る 。 ま た本体 (3)の 側壁 に は ゴム ホ ー ス と 接続す る た め の接続金具 (6)が取 り つ け ら れて い る 。 容積室(2)の 内部 は 円筒状 の空間で あ り 接続金具(6)か ら 流入 し た圧油 は こ の空間 を経て各 チ ュ ー ブ(1)内 に流入 し 、 ま た各 チ ュ ー ブ(1)か ら 流出 し た圧油 は 前記空間を経て他方の接続金具(6)へ流出 す る 。 (7)は冷却 フ ィ ンで あ り 、 それぞれ銅製の 1 枚物の平板 か ら 作成 さ れて い る 。 該冷却 フ ィ ン(7)に は、 チ ュ ー ブ(1) を通す た め の 、 揷通孔(8)が 3 力 所形成 さ れて お り (実施 例 2 で は 5 力 所) 、 それぞれの揷通孔(8)に は孔の軸方向 に突岀 し た ロ緣部(9)が形成 さ れて い る 。 こ の冷却 フ ィ ン (7)は揷通孔(8)に チ ュー ブ(1)を通 し て固定さ れる 。
[0017] 前記冷却 フ ィ ン(7)の それぞれに は、 各揷通孔 )の 直上 近傍に、 細孔 01)が穿孔 さ れて い る 。 こ の細孔 01)は ロ緣部 (9) と チ ュ ー ブ(1) と を ろ う 付けす る た め の線状ろ う 材を揷 入す る た め の孔であ る 。
[0018] 実施例 1 の冷却フ ィ ン(7)は 2 4 X 2 4 mmの 角扳であ り 、 実 施例 2 は 3 1 X 3 1 mmの角扳であ る 。 そ し て いずれの実施例 も 4 mm間隔で 2 6枚の冷却 フ ィ ン(7)が取 り つ け ら れて い る なお要求 さ れ る 冷却能力 に よ り 冷却 フ ィ ン(7)の寸法や枚 数を増減す る こ と は任意であ る 。
[0019] つ ぎに本実施例のオ イ ル ク ー ラ ーの利点を説明す る 。 ま ずコ ン パ ク ト であ る 。 接続金具(6)、 (6)間の心間距離 ( L ) は 1 4 0 mm、 容積室(2)の底端か ら 接続金具(6)の先端ま で の高さ (H ) が 5 6 mmにす ぎな い。 し たが っ て、 第 1 3図 に 示す従来例 (パイ プ (5 1 )の長 さ が 1 . 8 m ) と 比較す る と 配管内容積 (すな わ ち 、 オ イ ル使用量) で 2 6 %、 配管容 積 (すな わ ち 、 空間 ス ペース ) で 6 5 %、 重量で 5 2 % に減 少 し て い る 。 に も かかわ ら ず、 冷却能力 は、 後述す る ご と く 前記従来例 (第 1 3図) に相 当す る 比較例 (第 4 〜 5 図) よ り も優れて い る 。
[0020] つ ぎに流路抵抗が少な い。 こ れは複数本の チ ュ ーブ(1) を並列 に配設 し 、 流路断面積を大 き く し た こ と に よ る 。
[0021] 流路抵抗に基因す る圧力損失を第 3 図 に示 さ れ る 試験 装置で試験 し た。 同図 に お い て、 (19は流量計、 (16 は上流 側の圧力 セ ン サ、 (17)は下流側の圧力 セ ン サ、 {1 は継手で あ る 。 実施例 1 の オ イ ノレ ク ー ラ 一 (A) を継手 0 を介 し て 圧力 セ ン サ 06)、 07)間 に捧続 し 、 上流側か ら 流量 3.5^ / in i nの圧油を流 し た。 ま た流量を 1.75 j /' m i nに変え て 流 し た。 いずれ の ばあ い も 、 上流側圧力 は 5 kg f / ei で あ る 。 こ の よ う に し て圧力損失を、 上流側圧カ セ ン サ 0 の .検出圧力 と 下流側圧カ セ ン サ(17)の検出圧力 と の差 と し て to 0 果を第 1 表お よ び第 6 図 に符号 (A) と し て示 す。 一方、 第 13図 に示す従来例 に相 当す る 比較例 と し て 第 4 〜 5 図 に示すオ イ ル ク ー ラ 一 (C) を準備 し た。 こ の オ イ ル ク ー ラ - (C) は外径が 10 mm、 内径が 8.6 MIの銅製 パ イ プを用 い た も の で、 そ の全長 は 1.2 m で あ る 。 こ の 比較例 に つ い て も 同様 に試験を行い、 そ の結果を第 1 表 お よ び第 6 図 に符号 (C) と し て示 し た。
[0022] 第 1 表 圧力損失 ( kg f/cif ) 上流側
[0023] ΰίΐ m 3 · 5 流量 1.75 圧 力 ( ί /min) ( S. /min)
[0024] 実施例 1 (A) 5 0.14 0.09
[0025] 比 較 例 (C) (kg ϊ/ci ) 0.29 0.19 以上の ご と く 、 圧力損失は比較例すな わ ち 従来例 に比 ベて約 1 / 2 に滅少 し てい る 。 し たが っ て、 それだ け配管 系 の 内部圧力 を低 く す る こ と がで き る の で、 接続部分か ら の漏洩が発生 し に く い。 ま た流路抵抗に よ る 油温の 上 昇 も 少な い の で、 オイ ノレ ク ー ラ 一 と し て好ま し い も の で あ る o
[0026] つ ぎに冷却能力が高い。 こ れは数本の チ ュ ー ブ(1)の表 面積 と 冷却 フ ィ ン(7)の表面積を合わせた総表面積が相当 大 き く な る こ と に よ る 。
[0027] 冷却能力 を第 7 〜 9 図に示 さ れる 試験装置で試験 し た。 第 7 図 に お い て、 (2(1は試験槽で あ り 、 全周面が密閉 さ れ て い る 。 幅力 1000 mm、 高 さ 力 800 mm 奥行 き が 800 mmで あ り 、 奥の面に送風フ ァ ン(2Dが 3 個取 り つ け ら れて い る 。 各 フ ァ ン(21)の羽根径は 250 mm、 フ ァ ン取付 口 の 口 径は
[0028] 265 mmで あ る 。 第 δ 〜 9 図 に示 さ れる よ う に、 各 フ ァ ン (21)の手前 ΙΟΟΐΜの位置 に被試験体で あ る 実施例 1 のオ イ ル ク ーラ ー (A〉 と比較例のオ イ ル ク ー ラ 一 (C) を取 り つ け た。 オ イ ル ク ー ラ 一 (A) は第 10図 に示す よ う に 3 本の チ ュ ーブ(1)のすべて に風が当 り やす い 向 き に取 り つ け た。 各 フ ァ ン(21)の 回転数 は 117 Q rpm で、 フ ァ ン(2¾力、 ら 100 mm 手前の位置 にお け る 風速 は① : 1.3m/sec 、 ② : 3.2m/ sec 、 ③ : 1.5in/sec 、 ④ : 2. Om/sec 、 ⑤ : 0.8m/ see であ る (注 : ①〜⑤は第 7 図 に示す よ う に、 高 さ
[0029] 600 mmに お け る 端力、 ら それぞれ 200 mm、 400 mm、 500 mm、 600 mm、 800 mmの位置を示す) 。 試験時に お け る 槽内温 度は 60。Cであ る 。 被試験体であ る オ イ ル ク ーラ 一 (A) 、 (C) に油圧 ポ ン プ(23で油 (パ ワ ー ス テ ア リ ン グ フ ノレ イ ド) を循環 さ せ、 タ ン ク (23に帰還 し た油の温度を測定 し た。 ポ ン プ(23の 回転数力く 3000 r p in 、 4000 rpm 、 5000 rpm に お け る そ れぞれの流量 は、 7.7i /inin、 7.9 /min、 8.4 9. /oi inで あ る 。 結果を第 11図 に示す。 同図 に お い て 、 線 (A) は実施例 1 の オ イ ル ク ー ラ 一 (A) を使用 し た ばあ い の戻 り 油 の 油温、 線 (C) は比較例 のオ イ ル ク 一 ラ ー (C〉 を使用 し た ばあ い の 油温、 線 (D) はオ イ ル ク ー ラ 一 を使 用せずホー ス で接統 し た ばあ い の油温を示す。
[0030] 第 11図力、 ら 明 ら か な よ う に、 実施树 1 の オ イ ル ク ー ラ - (A) を使用 し た ばあ い の戻 り 油の油温 は比較例 の オ イ ル ク ー ラ 一 (C) を使用 し た ば あ い の戻 り 油 の油温 よ り も 低 く な つ てお り 、 実施例 1 のオ イ ル ク ー ラ 一 (A) は比較 例 に比べて冷却能力が優れてい る こ と が判 る 。 な お実施 例 2 のオ イ ル ク ー ラ 一 ( B ) で あれば、 さ ら に冷却能力力 優れて い る で あ ろ う こ と が容易 に推測 さ れ る 。
[0031] さ ら に 強度が高 い と い う 利点があ る 。 す な わ ち 複数本 の チ ュ ー ブ(1)が支柱 と し て働 ら き 、 し 力、 も 各冷却 フ ィ ン (7)の ロ緣部(9)が チ ュ ー ブ(1)のね じ れを防止す る よ う に働 ら く ので、 全体の 強度 と く にね じ り 強度 は相 当強 く な る し たが っ て振動が加わ っ て も 異音の発生 は皆無 に近い。
[0032] つ ぎに本発明 の製法の実施例を第 12図 に基づ き 説明す る o
[0033] (I) : 冷却 フ ィ ン(7)と な る べ き 扳材 (7a)を プ レ ス で打 ち 抜 く 。 同時 に揷通孔(8)の下穴 (8a)と 細孔 01)を打 ち 抜い て お く 。
[0034] I) : バー リ ン グ加工 に よ り 板材 ( 7 a)の下穴 ( 8 a)を押 し 広 げ、 揷通孔(8)お よ び口縁部(9)を形成す る 。 こ れ に よ り 冷去 pフ ィ ン(7)がで き あ が る 。
[0035] I) : チ ュ ー ブ(1)を所要め寸法 に切断す る 。 m: 3 本の チ ュ ー ブ(1)に各冷却 フ ィ ン(7)の揷通孔(8)を入 れ合わせ、 細孔(11)に線状ろ う 材 (31)を通す。 こ の ろ う 材 と し て は、 黄鋇ゃ青鋦な どの銅ろ う な どが用 い ら れ る o
[0036] (V} : 前記工程 と 並行 し て、 容積室(2) と 接続金具 (6)が作製 さ れ る 。
[0037] 容積室(2)は平板か ら プ レ ス加工に よ り 円筒状に形成 す る の が、 工法が簡単な の で好 ま し い。 つ いで容積室 (2)の開 口 部 に切削加工に よ り 段部 (3a)が 成 さ れ、 ま た本体(2)側壁に接続金具(6)取付用 の孔 (3b)が穿孔 さ れ る 。 一方、 平板か ら 蓋 (4)がプ レ ス加工に よ り 作製 さ れ 同時に孔(5)が打 ち抜かれ る 。 接続金具(6)は、 た と え ば 外径 10 mmのパ イ プを切断 し て作成 さ れ、 そ の先端にバ ル ジ部 ( 6 a)がバル ジ加工に よ り 形成 さ れ る 。
[0038] 本体(3)に蓋 (4)を嵌め込み、 孔 (3b)に接続金具(6)の基 端を揷入 し て、 容積室(2)を組み立て る 。
[0039] (50 : つ ぎに前記容積室(2)を チ ューブ束 GO)の両端に組みつ け る 。 そ し て、 接続金具(6)の基端部 と 、 チ ュ ー ブ(1)の 蓋 (4)に接す る 部位お よ び本体(3) と 蓋 (4)の嵌め込み部位 に も線状 ろ う 材 (31)を巻 き つ け る 。
[0040] 画 : つ いで、 温度 11QITC程度の炉内 に前記組立体を入れ る 。 こ れに よ り ろ う 材 ( 31 )が溶融 し 、 各所がろ う 付け さ れる 。
[0041] な お そ の後、 リ ー ク テス ト さ れ、 必要に応 じ亜鉛 メ ッ キゃ カ チオ ン電着塗装な ど の表面処理が行わ れ る 。
[0042] 第 12図 に は チ ュ ーブ(1)が 3 本のオ イ ル ク ー ラ ー (A) の 製法が示 さ れてい る が、 実施例 2 のオ イ ル ク ーラ 一 (B) も 揷入孔(8) .の数を 5 個 にす る だ けで同様の工法 に よ り 製 造 し う る 。
[0043] 本発明 の製法の利点をつ ぎに説明す る 。
[0044] 冷却 フ ィ ン (7) と チ ュ ー ブ(1) と の 固定 は、 細孔(Π)に線伏 の ろ う 材 ( 3 1 )を揷入 し て お け ば よ い ので、 は な は だ簡単 であ る 。 ま た冷却 フ ィ ン (7)は 1 枚板で あ り 、 そ れをすベ て の チ ュ ー ブ(1)に差 し込む ので、 チ ュ ー ブの 1 本 1 本 に 個別 に フ ィ ン を取 り つ け る の に比べ る と 取付作業が簡単 で あ る 。 さ ら に 冷却 フ ィ ン (7)は 四角形の 1 枚物で あ る の で、 材料取 り の歩溜 り が高い。
权利要求:
Claims

請求の範囲 複数本の チ ュ ー ブを並列 に配置 し たチ ュ ー ブ束、 チ ユ ー ブ束の両端 に そ れぞれ取 り つ け ら れた容積室、 各 容積室に取 り つ け ら れた ホー ス接続金具、 ロ緣部が軸 方向 に突出 し た揷入孔が複数個穿孔 さ れてお り 、 各揷 通孔 に前記チ ュ ープを揷通 し てチ ュ ー ブ束 に固定 さ れ た複数枚の冷却 フ ィ ンカ、 ら な る オ イ ノレ ク ーラ 一。
チ ュ ー ブ束の両端に取 り つ け ら れた容積室 と 各容積 室 に取 り つ け ら れた ホー ス接続金具 と チ ュ ー ブ束に 固 定 さ れた多数の冷却 フ ィ ン と か ら な る オ イ ノレ ク ー ラ 一 の製法で あ っ て、 以下の
( A ) 冷却フ ィ ン と な る べき 扳材 に、 複数本の チ ュ ー ブ を揷通す る た め の 、 ロ緣部が軸方向 に突出 し た揷通孔 を複数個形成 し 、 さ ら に前記揷通孔の そ れぞれの近傍 に、 線伏ろ う 材を通す ため の細孔を穿孔 し て冷却 フ ィ ンを作製す る 工程、
( B ) 並列 に配列 さ れた複数の チ ュ ー ブに多数の冷却 フ イ ン の各揷通孔を そ れぞれ揷通 し 、 さ ら に各冷却 フ ィ ン の細孔 に線状ろ う 材を揷入す る工程、
(C ) 前記 ろ う 材を溶融 し て、 冷却 フ ィ ン の ロ縁部 と チ ユ ー プ と を接合す る 工程
の各工程を含む こ と を特徵と す る オ イ ル ク ー ラ ーの製 & o
类似技术:
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同族专利:
公开号 | 公开日
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1989-07-27| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): DE US |
1990-03-15| RET| De translation (de og part 6b)|Ref document number: 3990036 Country of ref document: DE Date of ref document: 19900315 |
1990-03-15| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 3990036 Country of ref document: DE |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
JP63013383A|JP2669628B2|1988-01-23|1988-01-23|オイルクーラーおよびその製法|
JP63/13383||1988-01-23||DE19893990036| DE3990036C2|1988-01-23|1989-01-20|Ölkühler und Verfahren zu dessen Herstellung|
DE19893990036| DE3990036T1|1988-01-23|1989-01-20|Oelkuehler und verfahren zu dessen herstellung|
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